悩める独身アラサー男性よ!結婚こそが自己成長になるのだと心から伝えたい。

30歳前後のいわゆるアラサーになると、男は仕事や結婚、先の見えない将来のことなど多くのことを悩むと思います。かくいう僕も29歳で独立して現在31歳。仕事はまあまあうまく行けども、何かよくわからない不安との戦いを過ごしてきました。

僕のような「意識高い系」にもなると、自己成長というテーマも掲げており、多くの起業家の成功体験を見たり読んだりしては、「結婚することは足枷が増えることだ」と思っていたりもするわけです。特に僕なんかは、周りの友人にも「35歳までは結婚しない!」と豪語していたのです。

なぜ31歳で事業も成し得る前に結婚したのか

35歳で結婚しようと考えていたのは、35歳までに事業がある程度落ち着くという目論見を計画もなく立てていた為なのです。実は。

計画がない時点でダメダメではあるのですが、「志高く!」(孫正義正伝w)とか考えていたわけです。

孫正義氏はたしか学生時代にアメリカの大学で出会った女性と早々に結婚している(と記憶している)のですが、僕の場合は所謂「授かり婚」というやつでした。

結婚する気はない!と言いながら1年半くらい付き合っている彼女がいたのです。(その他に遊んでいる女性もいたのですが、その話はまた別の機会に。)

なぜ結婚が自己成長になるのか

妊娠していることがわかってから、それはあれよあれよという間に話を進めざるを得ない状況が自動的に出来上がります。

  • 産むのか堕ろすのか
  • 結婚するのかしないのか
  • いつ彼女の親に挨拶に行くのか
  • 入籍はどうするのか
  • 結婚指輪はどうするのか
  • 結婚式はどうするのか
  • etc…

決断しなくてはならないことが止めどなく波状攻撃を仕掛けてきます。

もちろんその間も仕事は通常運行、にも関わらず結婚関係のタスクもわんさかと積み上がってくるのです。これはもうお手上げ状態になりつつも、お手上げ(降参)しても誰も助けてくれない!w

自分で全て決断し行動し、全てクリアにしないといけないのです。

更に僕の場合は、嫁が妊娠しているため「つわり」で日常生活も辛そう。彼女のサポートも必須です。

今までの仕事と新しく増えた家庭内のやるべきことを、迅速かつ最高のパフォーマンスを出さないとクリア出来ないのです。

なんとハードルの高い課題でしょうか。。

高いハードルが自己成長になることは自明の理

僕のような「意識高い系」であれば、きっと高いハードルを乗り越えることが成長になることは周知の事実です。

今まで事業では「自分でハードルを作る」という課題があったのですが、今回は半ば強制的にハードルが作られました。(もちろん僕が結婚・出産を切望しました。)

このハードルは本当に経験がしたことのないハードルで、結婚は人生の墓場だとまで思っていた僕も、結婚していった諸先輩友達を尊敬しました。

今はまだ妊娠中ですが、これから子供が生まれてくることを想像すると、もっとすごいハードルが出てきたりするのかなと思うとワクワク半分のヒヤヒヤ半分です。

悩めるアラサー独身男性の皆さま、結婚してパパになることは自己成長の為にも是非オススメですよ!

ぶっちゃけ結婚して良かったこと

結婚したら束縛されるとか、(女好きの僕にとっては特に)法的に女性関係に不利になるとか思っていて、全くもってメリットを見出せないでいました。でも実際に結婚してみて良いこともありましたのでご紹介したいと思います。

女性関係に興味がなくなった(減った)

僕は女性のケツを追っかけ回すのが元来好きなのか、女性には目がなく、あらゆる女性とデートをしたり夜を共にしたりと楽しい性生活を送っていました。が、結婚したからなのか子供が出来たからなのかわかりませんが、それらの女性に一気に興味がなくなってしまいました。

先日友人と2人と焼肉屋で飲んでいて、隣に女性客2人が座ったので声をかけて仲良くなりました。その後2軒目でカラオケバー(?)に行くも、全然お持ち帰りする気にならないのです。不思議!(ただ女性と飲むのは楽しかったです。)

もちろん街中を歩いて見かける美人や開いた胸元には目が行ってしまう事実は変わらないのですが、ただ以前ほど興味が湧かないんですよね。

もう素敵な女性探しをしなくていいんだと思うとすごく気持ちが楽になりました。

家に帰る場所が出来た

今までは家は寝る場所、ただそれだけの場所でした。飯食うのも大抵外食だし、テレビも見ないし、女の子は自宅には呼ばないしと。

しかし今は、家に帰れば嫁がいて、その嫁がご飯を作ってくれていて、時に帰りの遅い僕を起きて待っててくれる。なんて幸せな場所なんだ。家ってステキ。本気でそんな風に感じています。(最近、お弁当まで作ってくれます。)

結婚してみてわかった本当の大変さ

もちろん予想していた通りの大変なこともありました。

色々と金がかかる

これは想像通りだと思いますが、うちの場合は共働きではないので今までの1.5倍くらいのランニングコストになりそうです。子供が出来たらもっと増えることは確実。

男の僕としては全く理解の出来ない、美容代・衣服代などがガンガンかかるのです。何を生み出すのかわからない!と理解出来なかったのですが、最近はキレイでいることや可愛くいることが彼女の気持ちを豊かにするんだと前向きに諦めています。w

更には、結婚指輪に始まり両家顔合わせ・結婚式・新婚旅行・引っ越しなど、軽く数百万円が飛んでいきます。彼女と相談の上、どこに費用を投下し、どこは削るのかなど、限りある資源(貯金)で最大限のパフォーマンスを発揮するための努力を惜しまない事も、起業と似ているんだと言い聞かせています。w

どれもこれも大変ではあるけれど、彼女が幸せになるならそのために頑張ろうと思うようになりました。

女性の心のケアは難しい

特に妊娠したからなのか、彼女は得体のしれない初めての体験で情緒不安定になることもあります。元々気の強いサッパリとした女性ですが、この不安や心配は僕にも計り知れません。

僕にできるのは気遣うことや手伝うことなのですが、実際には気遣うポイントが間違っていたりして、良かれと思ったことが逆に機嫌を悪くさせてしまうこともしばしば。

こればかりは時間をかけて擦り合わせていくしかないかなと、ことある度にすれ違いポイントを話し合っています

結婚の先にある「意識高い系」の未来は何か

結婚したら足枷が増えるのではなく、自由の幅が広がります。信じられないと思うけれど、本当です。

結婚したからどこかに就職して安定的に。。。とも思わないですし、起業家(藤田 晋w)の精神がより強くなります。

嫁やこれから生まれてくる子供を、更に周りの仲間を幸せにするためにも、更に事業を大きくしていきたいという気持ちが責任とプレッシャーと共に降りかかってきます。w

正直かなりの不安はあるものの、素敵な嫁と出会えて結婚することが出来て本当に幸せです。

悩める独身アラサー男性の皆さま、是非とも足枷と思わずに結婚を視野に前進することをオススメします!(数年後意見が変わる可能性も十二分ありますので悪しからず。)